日々進化している介護用品を体験しました

2024年1月23日(火)福祉部会では株式会社ヤマシタ様のご協力のもと、「介護用品体験会」を開催しました。当日はAIによる歩き方チェックや花屋敷地域包括支援センター様の福祉相談も実施。「見て」「実際に試して」「相談できる」体験会に多くの人が訪れました。

介護用品は要介護度が高い人向けから日常のちょっとした不便を解決する優れものまで、現場の声を反映して日々進化しています。体験会での一例をご紹介します。

↓最近の四点杖はおしゃれで軽い!使う場所と体を支える角度や度合いにより色々なタイプがあります。坂道でもベースが路面に設置しやすい可動式(写真①)、平地で安定感のある固定式(写真➂)。写真②は用途により可動・固定の切り替えができます。

 

↓歩行器はいわば『自分と一緒に移動する手すり』といった感じ。使う場所や用途によりいろいろなタイプがあります。固定式の写真④は軽量でちょっとした段差を超えるのにラク、写真⑤のキャスタータイプは後ろに荷重をかけるとストッパーが作動します。写真⑥は手で握らず肘をのせて使用するタイプ。

 

↓生活に便利な機能を備えた歩行器。屋外で使う場合はブレーキ付きが安心です。写真⑦は食事や洗濯物などを乗せられ日常生活に便利、写真⑧はスーパーのかごが乗せられるタイプ、写真⑨は電動アシスト機能付きで上り坂ではアシスト、下り坂では自動減速。

 

↓車椅子いろいろ。写真⑩の六輪車いすは小回りが利き、その場で回転することもできます。写真⑪の電動車いすは介助者アシストに切り替えることもできます。操作パネルが絵表示で分かりやすい。

 

↓入浴補助具。⑫の浴槽台は浴槽の中に入れて浴槽からの立ち上がりや浴槽へのまたぎ動作の補助として使います。⑬のバスボードは浴槽をまたいで入るのが不安な時に、上に座った状態から浴槽に入るための器具です。浴槽に入った後は座面を跳ね上げ、リラックスした姿勢で入浴できます。⑭のシャワーチェアはロックを外すと座面が360 度回転するので、狭い浴室でも体が洗いやすく移乗がしやすいです。

 

↓AIによる歩行診断を体験してみました。5mの歩行動画をスマホで撮影し、解析してもらいます。歩く力やバランスなどの解析結果に加え、歩き方の改善ポイントやおすすめの運動などを教えてもらいました。