知的障害について学ぶ疑似体験を行いました

2023年10月24日福祉部会では知的障害について学ぶ疑似体験を行いました。講師は「宝塚市手をつなぐ育成会」で知的障害疑似体験の啓発活動を行っている「宝塚すみれ隊」の皆さんです。

参考サイト:宝塚市手をつなぐ育成会HP(外部リンク)

 

知的障害とは生活や学習面での発達が同年齢の平均と比べゆっくりしていることを言います。この日の学習会では、知的障害とはどういうものであるか、自閉症やダウン症の特性、一見すると変に見える行動にも本人なりの理由があること、知的障害のある方々がどういうことで困っているかなどを分かりやすく伝えてくださいました。

資料:リーフレット「あたたかく見守って下さい」(港南区福祉保健センター)

 

疑似体験では、聴覚過敏の聞こえ方、伝えることの難しさ、ゆっくりしかできない気持ちなどを様々な方法で体験しました。体験した皆様からは

  • 日ごろ自分の子どもに「早くしなさい!」とせかしてしまうが、自分がゆっくりしかできない立場になってみて、せかされる側の気持ちがわかった。
  • 助けようと思って声をかけても、知的障害の方はいきなり面識のない人に声をかけられるとかえって不安になってしまう場合もあると知り、声のかけ方も難しいなと感じた。
  • ご近所の方などは日ごろから顔見知りになっておくことが重要だと思った。

などの感想をいただきました。