みんなで孤立をなくせ!超高齢社会体験ゲーム『コミュニティコーピング』を体験しました

2023年8月22日福祉部会では、一般社会法人コレカラサポートが開発した超高齢社会体験ゲーム『コミュニティコーピング』を体験しました。このゲームは、人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ゲームです。

コミュニティコーピング公式ページ(外部リンク)

 

ゲームは2021年からスタート!ターンごとに、悩みを抱えた人が6つの地区のどこかで発生します。プレイヤーは『世話好きなおばちゃん』、『地元の蕎麦屋』などのキャラクターになり、自分のターンごとに①悩みを聞いて問題点を明らかにする(コーピング)②解決能力を持つ専門家などとつながりを持つ➂つながりのある専門家に問題を解決してもらう(処方)のいずれかを行って住民の悩みを解決していきます。
年の最後に、同じ地区に4人以上の悩みを抱えた人がとどまると、地域体制が崩壊しゲームオーバー!2030年まで地域が存続し続けたらゲームクリアです。

 

悩みを抱えている人は高齢者ばかりとは限りません。各プレイヤーが協力しながらゲームを進めていきます。しかし、何年も悩みを聞いてもらえない人が出たり、悩みを抱えた人が増えて対応が追い付かなくなったりと中々大変。

 

ゲーム後の意見交換では、

  • 顔見知りは普段と様子が違うことに気づきやすい。悩みが小さいうちに話せたら。
  • つながりの難しさ、つながりを生かせないもどかしさを感じる。
  • つなげてくれた人にどう返していくか。個人情報の問題。
  • 民生委員を知ってもらえるよう、100歳体操などで顔を覚えてもらえたら。

など、活発な意見が出ました。