人生の終着点を考えるとき、「できることなら住み慣れた地域で、最後まで自分らしく過ごしたい」と思う方も多いのではないでしょうか。2024年10月29日(火)福祉部会では“在宅医師による講演会『在宅医療の選択 家族の生活はどうなる?』”を開催しました。
講師は在宅医療専門医の波江野茂彦先生(兵庫ライフケアクリニック院長)と石井敦子先生(兵庫ライフケアクリニック副院長)です。
在宅医療では医療・介護・福祉などのスタッフが通院の困難な患者様のお住まいを訪問し、患者様やご家族の意向を汲んだケアをしますが、患者様やご家族は、例えば「点滴をするか?しないか?」「検査を受けるか?受けないか?」など様々な選択を迫られることになります。
この日の講演会では在宅医療についてと、よく経験する選択場面と選択後の生活について、わかりやすくお話しいただきました。また、実際に終末期の在宅医療を経験されたご家族の方がご自身の体験をお話しくださいました。貴重なお話を本当にありがとうございました。