今年の防災の日は9月1日で、防災週間は8月30日から9月5日です。
この時期をねらって、8月28日光明地域まちつくり協議会の防災研修会を開催しました。
台風10号が日本列島に接近する予報のなか、無事に防災研修会出来ました。
「稲むらの火の館」とは、1854年安政南海地震で津波の襲来時、稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導して多くの命を救いました。この実話をもとにしたのが「稲むらの火」です。この主人公が濱口梧陵さんです。村人の避難時の食料の手配から仮設の住宅の設営、更にその後被災民救済と復興にむけ百年後の津波に備えるために巨額の私財を投じて、高さ5m、幅20m、長さ600mの大堤防を築きました。この工事に村人を雇用することで津波で荒廃した広村は奇跡の復興を遂げたそうです。
これを3D映像と展示資料を見学し、更にガイダンスルームで津波防災教育センターの館長さまに講話をいただきました。
8月8日、日向灘で発生したマグニチュード7.1の地震を受け、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が初めて発表さらました。このような状況の中で、研修会参加者全員が南海トラフ震災時にすべき事が周知出来たと確信しています。