介護についてのお話し会「しゃぼん玉」を開催しました。

福祉部会では介護に関わっておられる地域の皆さまがなんでも話せる関係づくり、負担が軽くなる居場所として「しゃぼん玉」を開催しています。
コロナ禍のため地域別に開催することとなり、11月27日(土)は花屋敷荘園自治会館にて、専門家からお話を聞く「学び」となんでも話せる「交流」の場を開催しました。

今回は認知症の奥様を在宅で介護された方の体験談と施設での介護生活についてのお話を伺いました。認知症と別途、病院での介護が加わると、どれにするかは介護者が苦渋の選択をします。
体験談では「私(介護者)が一番辛くて、しんどい目に遭っていると思っていましたが、辛くて、不安を抱え、しんどいのは介護されている本人であるということに気づかされました。」というお話があり、深く考えさせられました。講演の後、花屋敷地域包括支援センター、宝塚市社会福祉協議会、宝塚市地域福祉課の方も交えて交流会となりました。

資料:
在宅介護の体験談

介護施設の役割と生活について

 

この日はオンラインを含め26名の方がご参加いただき、「物忘れと認知症の違いは?」「公的な相談窓口を書いたマニュアルはありますか?」など、活発な質問がありました。
認知症かどうか不安な時は、まずはかかりつけ医に相談するのが良いそうです。

また、不安なことはお気軽に地域包括支援センターにご相談くださいとのこと。スタッフがご自宅に伺ってお話を聞くこともできるそうです。
長尾台小学校区の担当は花屋敷地域包括支援センター(電話072-740-3555)です。

 

宝塚市では高齢者福祉と介護保険の手引き「いきいきガイドブック」や、認知症の状態に応じてどのようなサービスを利用できるかなどが掲載された「宝塚市認知症ここからガイドブック」などの冊子を発行しています。冊子は市の窓口(高齢福祉課、介護保険課等)、地域包括支援センター等で配布されているほか、「宝塚市認知症ここからガイドブック」は宝塚市HPからもダウンロードできます。

↓画像をクリックすると宝塚市HP(外部リンク)にアクセスします。

*冊子についてのお問い合わせは宝塚市高齢福祉課(電話079-777-2068)へ