こんにちは、まちキョンです!
今回で17回目のお出かけだよ!まちキョンのことを知りたい人は「まちキョンの部屋」を見てね♪
宝塚市協働の指針市民説明会「協働はたいへん、でも楽しい!」に行ってきたよ!
2月2日(土)に「宝塚市協働の指針市民説明会」に行ってきたよ!説明会は昨年も行われていて、まちキョンもお出かけしたんだ。昨年の説明会の様子もよかったら読んでね。
会場に到着!
今年の開催場所は阪急小林駅が最寄駅の西公民館。建物には西図書館が併設されているよ。まちキョンが到着したお昼過ぎには、お揃いの上着を着た運営のみなさんが準備の真っ最中!
会場の入口には「協働の事例集」を紹介するパネルが掲示されていたよ!
長尾地区での居場所づくり、逆瀬台地域での災害時非難の取り組み、今日の事例発表でお話される放課後遊ぼう会での取り組み……などなど、6つの事例について写真付きで紹介されていたよ。冊子の「協働の事例集」は会場でも配られていて、パネルの事例についてもっと詳しく書かれているんだ。
冊子の内容は宝塚市公式ホームページの「「協働はたいへん でも楽しい」”協働の事例集”をご活用ください!」にも掲載されているからみなさんも読んでみてね♪
入口には他にも「エイジフレンドリーシティ宝塚」のブースも作られていて、取り組みについてチラシや写真で紹介していたよ。エイジフレンドリーシティ宝塚については市のページ「エイジフレンドリーシティ宝塚の取り組みについて」にもまとまっているよ。
奥には子どもたちが楽しめるようにぬりえコーナーも♪説明会が始まる前にさっそく塗り始めてくれている子がいたよ!まちキョンのことを知ってくれている子がたくさん増えたら嬉しいな♪
開会
説明会の開始はオープニング演奏から!ピアノとオーボエでとっても綺麗な演奏をしてくれたんだ♪それから今年も「鬼のパンツ」の曲に合わせて、みんなで楽しくおどりながら歌ったよ♪
事例発表
最初は、はなみずき保育園園長の前田先生からのお話だよ。
前田先生は保護者のみなさんと一緒になって、園庭に大きな遊具を作った時のお話をしてくれたよ。卒園する園児の保護者の方に「労力をプレゼントしてください!」と提案して、1年かけて作るプロジェクトをスタートしたんだって!
構想から設計・工事や仕上げまで、園長・保育士さんと保護者の方々とで分担して作り上げたんだそう。こうして一緒に取り組むことで、保護者のみなさんとお話しをしやすくなったり、遊具を使う時の配慮やルール、危険性について共通の理解を持ってもらえたり、力を合わせた分、遊具を作る費用が抑えられて他の行事などを充実させることができたんだ。
保護者のみなさんにとっては、作業を通して工具を使いこなせるようになったり、保護者同士でたくさんお話しや情報交換ができたり、自分の子どもたちが保育園でどのように過ごしているのかが分かるようになったんだ。
みんなで力を合わせたことで、大きな遊具を完成させることができたし、一緒に取り組むことで保育園と保護者のみなさんがお互いによく分かり合えて、つながりが強くなったってことだよね。
続けてお二人目は、認定NPO法人 放課後遊ぼう会代表の足立さんからのお話だよ。
昔に比べて子どもたちの遊び場が減ってしまったり、習い事などで忙しくて、遊びを通した学びや運動能力を身に付ける機会が減ってしまっていると感じた時に、仁川小学校の保護者3人で立ち上げたのが放課後遊ぼう会なんだって。
そんな3人だけで始まった放課後遊ぼう会は、今ではたくさんの方々と協働することで活動が広がっているんだよ。活動場所を提供してくれたり、助成金で支援をしてくれたり、ボランティアとして見守りに関わってくれたりと関わり方は色々。
そうして色々な立場の人が、それぞれができる形で関わることで、子どもたちが遊んだり学んだりする場所を増やし守ることができているんだね。
講演
続いては近畿大学総合社会学部教授の久先生から、お二人のお話を受けてのお話があったよ。
前田先生のお話にあった「労力をプレゼントしてもらう」ということは、何かをしてもらった時にお返しをする、お互いにそうして手間を掛け合える関係ができているということ。
そして足立さんのお話は「まちが子どもを育てる」ということを取り戻そうという活動で、その思いを共有する人たちが協力をして実現してきたということ。
こうしてお互いに力を合わせたり思いを共有して一緒に取り組むことが協働の形なんだって話してくれたよ。
パネルトーク
パネルトークでは、久先生、前田先生、足立さんに加えて、はなみずき保育園保護者の平尾さん、仁川小学校PTAの放課後遊ぼう会委員会委員長の三浦さんの5人のお話しを聞けたよ。
はなみずき保育園では年3回メンテナンス会と呼ぶ作業会をしているんだって。そこでは先生から困りごとをありのままお話して、できる人が手を挙げて一緒に修理や塗装などの作業するんだ。その取り組みは、保護者のみなさんにとっても保護者同士や先生とのつながりになっていて、良い交流になっているんだって。
放課後遊ぼう会ではPTAのみなさんが一緒に手伝ってくれる仕組みができて、三浦さんも委員長を自分の意思で頑張ってみようと取り組んでいるんだって話していたよ。他にも関わってくれた方の口コミが広がってたくさんの人が一緒に活動してくれるようになったんだって。
こうして色々な人が積極的に関わってくれているけれど、それは保育園やPTA、地域の中でも一部の人たち。でもそれでいいんだって!みんなが均等にやらなくちゃ!って思うと無理が出てきちゃう。だからやれる人が手を挙げて、一人ひとりができる範囲でできることをしていければいいんだね。
みなさんもこれなら関わってみたい!と思うことや、自分で始めてみたい!と思うことを探してみて!
私にも何かできるかも、という気持ちがきっとまちを良くしていくと思うんだ。そうして色々な人たちと一緒に取り組む「協働」にチャレンジしてみて欲しいな♪
これからもいろんなことをたくさん知りたいな!みなさんよろしくお願いします!