【お出かけまちキョン】コミュニティ安倉の防災訓練に行ってきたよ!

防災訓練の会場である安倉小学校の体育館の中に入ったまちキョン。その後ろにはすでに何人かの人が集まって、始まるのを待っている。

防災頭巾を被って右手に懐中電灯、左手にペットボトルの水を持っているまちキョンこんにちは、まちキョンです!

今回で18回目のお出かけだよ!まちキョンのことを知りたい人は「まちキョンの部屋」を見てね♪

コミュニティ安倉の防災訓練に行ってきたよ!

2月17日(日)にコミュニティ安倉の防災訓練に行ってきたよ!場所は安倉小学校の体育館。大人も子どももみんなが集まって、100人以上が参加していたよ。

まず4グループに分かれて「心肺蘇生・AED指導」「三角巾の使い方」「搬送訓練」「簡易ベッド組立・簡易トイレ紹介」を順番に入れ替わりながら訓練を行ったんだ。

防災訓練の会場である安倉小学校の体育館の中に入ったまちキョン。その後ろにはすでに何人かの人が集まって、始まるのを待っている。 体育館の見取り図。「心肺蘇生・AED指導」、「三角巾の使い方」、「搬送訓練」、「簡易ベッド組立・簡易トイレ紹介」という4つのグループの場所の見取り図が書かれている。その見取り図を横から眺めているまちキョン。

まずは「心配蘇生・AED指導」の様子だよ。AEDは人形を使って説明。パッドを体のどこに貼ればいいのかなど、使い方を教えてもらったよ。参加者の方からは「ペースメーカーを使っている人はどうしたらいいの?」という質問も。心臓を挟む位置でパッドを貼ってあげれば大丈夫なんだって。

心肺蘇生では道具を使って心臓マッサージを体験。心臓マッサージは正確には「胸骨圧迫」って言うんだ。ハート型の道具を使って体験。きちんと圧迫できたら音が鳴るんだよ。心肺蘇生の基本は、圧迫を30回連続、人工呼吸を2回、この繰り返しなんだ。それを想定して圧迫にチャレンジしてみたらとっても大変!何セットか続けただけですぐに息が切れてしまうんだ。

でも、救急車が到着するまで平均で7分くらいかかるんだって。その間に休んでしまうとどんどん状態が悪くなってしまうから、休みなく続けることが必要。だからこそ周りの人に助けを求めて、協力することが大切なんだね。

心肺蘇生訓練。ブルーシートの上に座った人の前に、赤いハート型の道具と緑の袋が置かれている。 ブルーシートの上で円座に座り、それぞれピンクのハート型の道具を両手で押しながら心臓マッサージ体験をしている。輪の真ん中には上半身の人形模型が置かれている。 ピンクのハート形を両手で押しながら、心臓マッサージ体験中の2人の男性のアップ写真。

「三角巾」のスペースでは、怪我をした時に三角巾で圧迫して止血する方法を教えてくれていたよ。怪我をしたところに巻くために三角巾を細く長くたたむ方法や、巻き方・巻く時の注意点を聞きながら参加者のみなさんも実際にチャレンジ。

結び方は「本結び」という結び方をするんだよ。ロープで見せてもらうと綺麗な形になっているのが分かるんだけど、三角巾でチャレンジすると分かりづらくてみんな悪戦苦闘!でもこの結び方をすれば、固くしっかり結んでも、ほどく時はとっても簡単にほどけるんだ!

三角巾の使い方。赤やオレンジの三角巾を手にした人たちが、ブルーシートを囲むように立っている。それを横から眺めるまちキョン。 三角巾の使い方コーナー。ロープを使って「本結び」という結び方の手本を見せている男性。 三角巾の使い方コーナー。三角巾の結び方の手本を見ながら、三角巾の結び方を体験する参加者たち。その様子を横から眺めるまちキョン。

「搬送訓練」は、2本の竹の棒と毛布で担架を作って動けない人を運ぶ訓練だよ。竹の間に毛布を折りながら通すんだけど、人を乗せた時に毛布が外れて崩れてしまわないようにするコツを教わりながらみんなでチャレンジ!

できた担架に実際に人を乗せながら、人を運ぶ時に気をつけることも教えてもらったよ。持ち上げる時は頭側から持ち上げて、下げる時は足側から下げてあげること。移動する時には、足先が前になるように進むこと。そうすると、運ばれる人は安心できるんだって。

実際に災害が起きたらみんながあわてて動揺しちゃうけど、そんな中でもこうした少しの気遣いができるようにするためには、訓練に参加して経験しておくことが大切だよね。

搬送訓練のコーナー。ブルーシートの上で、指導を受けながら、2本の竹の棒と毛布で担架を作る体験をする2人の女性。 搬送訓練のコーナー。2本の竹の棒と毛布で作った担架の上に横たわろうとする参加者と、これからその担架を運ぼうとしている2人の参加者に対し、いろいろ指導している男性。その脇にいるまちキョン。 搬送訓練のコーナー。2本の竹の棒と毛布で作った担架に怪我人と見立てた人を乗せ、持ち上げて運ぼうとしている2人の参加者。それに対して持ち上げ方など、いろいろ指導している男性。

こちらは簡易ベッドの組み立てだよ。良元コミュニティの防災訓練でも作っていたものだね!とってもしっかりしていて、たくさんの人が乗っても全然大丈夫だよ。床の硬さや寒さを防いでくれて、避難してきた人の体を守ってくれるんだ。

簡易トイレは普段はコンパクトにたたんでしまっておけるんだ。広げると座面があって座れるようになっていて、ビニールをかぶせて使うんだ。簡易的なものだけど、こういうものがあると知っていると安心できるね。

簡易ベッドの組み立て体験コーナー。箱型のダンボールをベッドになるよう並べようとしている参加者たち。手前には開きかけた簡易トイレ用セットのダンボールが置いてある。 簡易ベッドの組み立て体験コーナー。箱型のダンボールをいくつも並べて、あと1つで完成しそうな簡易ベット。その様子を見学しているまちキョン。 簡易ベッドの組み立て体験コーナー。箱型のダンボールをいくつも並べ、その上にぴたりと大きさの合う1枚の平べったいダンボールを置いて完成した簡易ベット。その様子を見学しているまちキョン。 簡易ベッドの組み立て体験コーナー。完成した簡易ベットの上に腰かける参加者の皆さんと、その脇に立つまちキョン。 簡易トイレの組み立て体験コーナー。簡易トイレの組み立て方を指導する人と、出来上がっていく簡易トイレを取り囲んで見学する人たち。その脇に、簡易トイレや簡易ベッド用のダンボールがたくさん置いてある。

会場には展示スペースもあったよ。お箸やラップ、マスクやポンチョなどなど……災害に備えて用意しておくと良いものが展示してあったんだ。食べ物も色々な種類があったよ!災害が起きて不安な時でも食事の時間にはホッとできるように工夫されているんだね。

「ラブコと考える防災」というコープこうべのポスターの一部。「ローリングストックで使いながら上手にストック」と防災グッズを使いながら上手にストックする方法が説明されている。 会場内の展示スペース。お箸やラップ、マスクやポンチョなどが並べられている。そのコーナーを眺めるまちキョン。 会場内の展示スペース。備えておくと便利な非常用食品「カレーライス」「梅がゆ」などが並べられている。その横にちょこんとまちキョンが写っている。

グループに分かれての訓練のあとは防災クイズ!災害があった時の食べ物はどうしたらいいのか、みんなで考えたよ!

災害に備えるには、最低でも1週間くらいの蓄えは必要。でも、それを非常食で全て揃える必要はないし、賞味期限も1年くらいあれば大丈夫。普段の生活で食べているものを含めると、非常食は4日分くらいでまかなえて、「ローリングストック法」で食べて補充してを繰り返すのがポイントなんだ!

4つのグループに分かれての訓練のあと、みんなで防災クイズをしながら、災害の時の食べ物などについて考える。その様子を背に少し離れたところに立つまちキョン。 4つのグループに分かれての訓練のあと、みんなで防災クイズをしながら、災害の時の食べ物などについて考える。

訓練の終わりはちょうどお昼ごろ。体育館の前では炊き出しのカレーが用意してあって、ご飯はアルファ化米なんだ。お湯なら15分、お水でも1時間でふっくらご飯が出来上がるんだ。参加者のみなさんで美味しくいただいたよ!

体育館の前での炊き出しの様子。テーブルに並んだアルファ化米のご飯が入ったお椀がたくさんテーブルに並んでいる。テーブルの後ろには炊き出しを手伝う方々、テーブルの手前はご飯を受け取っていく参加者の方々。それを眺めるまちキョンが右端手前。 体育館の前での炊き出しの様子。大きなカレー鍋と、お椀にカレーを注ぐ人、受け取る人の手元のアップ。 体育館の前での炊き出しコーナーと、その炊き出しに並んでいる方々から離れ、会場を後にしようとしているまちキョン。

今回のほかに宝小コミュニティや良元コミュニティの訓練にも参加してきて、災害に備えるには色々なことに取り組むことが必要なんだってことがよく分かったよ。そのためには、災害が起きた時に地域のみんなで協力して支え合うことがとっても大切。今回の訓練には、地域にある事業所の方も参加されていたよ。そうしながら、個人も団体も一緒に力を合わすことができる関係をもっともっと作っていけたらいいと思うんだ。

防災訓練の様子はコミュニティ安倉のブログにも掲載されているよ!そちらも見に行ってくれたら嬉しいな♪

 

これからもいろんなことをたくさん知りたいな!みなさんよろしくお願いします!

左手を挙げて右目をウィンクしているまちキョン

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