総合防災訓練 実施報告

主催:総合防災部
共催:福祉健康部・子育て支援部・第一部会

講師
大阪府防災士会事務局長 中石 正一様
兵庫県防災士理事 久保 功様
兵庫県防災士 久保 洋子様

宝塚市長 森 臨太郎様

宝塚市総合防災課係長 出水 将裕様

溝本代表 あいさつ

 

12月7日午前10時より、ドリーム末広にて総合防災訓練が実施されました。
参加された30名の皆様は、災害時に特に重要となる「災害用伝言ダイヤル(171)」「マイ避難カード」「災害用携帯トイレ」について、熱心に学び、体験しました。

1. 災害用伝言ダイヤル(171)
災害用伝言ダイヤル(171)は、地震や噴火などの大規模災害時に、音声で安否情報を録音・再生できるサービスです。災害により電話が繋がりにくくなった際、被災者と安否確認をしたいご家族・ご親戚などが、個別の電話番号をキーとして伝言をやりとりするために役立ちます。
通常は毎月1日と15日に自宅の電話やスマートフォンから体験できますが、当日はデモ機が用意され、森宝塚市長をはじめ、数名の参加者が実際に体験しました。


 

2. マイ避難カード
続いては「マイ避難カード」の作成研修です。
このカードは、災害時や緊急時に備え、氏名・連絡先、ご家族の緊急連絡先、持病・アレルギー情報、避難場所などを記載しておくものです。これにより、身元確認や迅速な情報伝達、そして適切なサポートを速やかに受けることができるようになります。


3. 災害用携帯トイレ
最後に「災害用携帯トイレ」について説明をしていただきました。
災害用携帯トイレは、災害時に断水や下水道・便器の破損などにより、通常のトイレが使えなくなった場合に備えるためのものです。地震などの災害発生時には、ご自宅や避難所でまず最初に準備・確保すべきものの一つとされています。今回は「モラスマイ」という災害用携帯トイレを使用して、使用方法を学びました。

今回の訓練で体験したこの3つの要素は、いずれも災害時において極めて重要な備えであり、参加者にとって大変有意義な時間となりました。