第4回 宝塚第一小学校教育環境適正化検討委員会 開催

10月19日(木)第4回 宝塚第一小学校(以下一小)教育環境適正化検討委員会を開催しました。一小は児童数が1,000人を超える過大校で、宝塚ホテル跡地に2棟の高層マンション(646戸)が令和7年3月(北棟317戸)及び令和8年3月(南棟329戸)に完成しますと児童数の更なる増加が予想されます。

一小の教育環境の根本的な解決については、今後継続して検討することとしていますが、まずは早急に対策を講じることが出来る通学区域の弾力的運用を令和6年度から適用することとなりました。

通学区域の弾力的運用とは保護者の希望により過大校(一小)から受入余裕のある近隣校(末広、逆瀬川、西山)への就学校区を変更する制度です。7月に5回の保護者説明会が開催され、参加者の皆さんからは様々な質問や意見が寄せられました。また、令和6年度の新1年生保護者への意向調査が8月〜9月にかけて行われました。在校生への意向調査も10月〜11月に実施されます。

時代の変化に伴い学校規模の考え方も変わってきました。さらには、地域の成り立ちや地域と共に培ってきたヒストリーがあるのも事実です。しかし乍ら、先日行われた運動会などの全体行事が2部制で実施せざるを得ない状況を考えると教育環境について地域全体で真摯に考察する必要があります。