きずきの森の仲間たち展を開催しました

2025年11月22日~24日雲雀滝山荘にて『きずきの森の仲間たち展』を開催しました。

北雲雀きずきの森に生きる多様な動植物や森の恵みを保全ボランティア「きずな会」の活動とともにご紹介、展示のほかにも色鉛筆作りワークショップ、バードカービングの実演など盛りだくさんの内容です。秋晴れの三連休とあって、100名を超える方々にご来場いただきました。

会場の雲雀滝山荘敷地内には知る人ぞ知る秘境『雲雀滝(雌滝)』があります。
この日は渇水期で水量は少なめでしたが(写真左)、出水期(写真右/2021年5月27日撮影)はかなり水量があります。この滝は昔から“雲雀滝”と呼ばれていたらしく、雲雀丘開墾碑(大正8年)の文面にも“地誌に掲載された『雲雀滝』…(口語訳、以下略)”と記されているそうです。
(参考文献:雲雀丘・花屋敷100年浪漫物語)

 

玄関を入ると、きずきの森の自然素材で作ったリースやボタニカルアートが飾られています。

 

1階和室では、きずきの森の動植物やきずな会の保全活動などを紹介。
本物のヘビの抜け殻や、スズメバチの巣、メジロの巣などの実物も展示されました。
本州に生息するヘビ全8種のうち、きずきの森では7種が見つけられています。

 

きずな会による保全ボランティア活動は毎週水曜日と隔週の土曜/日曜日の9時~11時(6月~9月は8時~10時)に行っています。
詳しくは北雲雀きずきの森きずな会HPをご覧ください

 

1階洋室では木工作品の展示とバードカービングの実演、色鉛筆作りワークショップが行われました。きずな会グリーンウッドワークによる木工作品の展示。23日にはミニ椅子作りワークショップも行いました。きずな会グリーンウッドワークはきずきの森の整備で出た伐採木を使って木工を行っています。活動日は毎週月曜日10時~15時(活動時間内自由参加)です。

 

写真右はゴッホの静物画を基に制作された椅子、写真左の椅子は座ると自然に背筋が伸びる設計なのだそう

 

伐採木を利用した色鉛筆作りワークショップ。金具をつけるとキーホルダーとしても使えます。

 

バードカービングの実演と作品展示。生き生きとした野鳥の美しさそのものの作品に感動しました。