雲雀丘サービスステーションは令和元年度の宝塚市公共施設(建物施設)保有量最適化方針で『現在の機能を廃止し他の施設へ転用する』方針が示されています。雲雀丘サービスステーションのあり方は市と地域の対話を通じて検討するとのことで、市の方針や今後の取り組みなどについて説明会が行われました(4月27日地域全体説明会、5月18日花屋敷荘園地区説明会)。
説明会では「もっと利用率が低いサービスステーションがあるのに、なぜ雲雀丘が最適化対象になったのか」「窓口業務のデジタル化だけで全てが解決するとは思えない」など活発な意見が出ました。5月25日のコミュニティひばり臨時運営委員会では宝塚市から質疑への回答一覧と追加説明をいただき、雲雀丘SSのあり方とニーズのとりまとめ方法について検討しました。
説明会質疑への回答は市作成資料 地域説明会意見等一覧をご覧ください
これまでの経緯については2022年11月29日のブログ記事をご覧ください
参考資料、参考リンク
市資料1 地域全体説明会配布資料
市資料2 用途地域について
市参考資料 オンライン手続一覧
市作成資料 地域説明会意見等一覧
宝塚市HP「サービスセンターとサービスステーションの業務案内」(外部リンク)
市からの説明概要
市の方針
①地域の意見を参考にした新たな形の施設への転換・②窓口サービス(SS・SC全体)のデジタル化の観点から地域との対話を通じて令和9年度末をめどに検討する
今後の取り組み
【1】床(雲雀丘SS)の利活用の検討
①地域に取り組んでもらうこと
・地域が必要とする新しい機能のコンセプトについての意見を取りまとめる。
(ただし、立地場所が第一種中高層住居専用地域なので用途制限があります⇒市資料2参照)
②市が取り組むこと
・地域が意見集約をする際の支援
・集約されたコンセプトを元に運営事業者を模索
・市内部の公共ニーズの把握
➂ロードマップ案 市資料1 p.6参照
【2】窓口サービス(SS・SC全体)のデジタル化の検討
市では①コンビニ交付を含むオンライン手続き②リモート窓口➂移動窓口などの代替サービス『行かない窓口』を検討している
問題点
・費用対効果の問題、国などの補助金を獲得できるか
・令和7年度後期に自治体システム標準化の全国的な取り組みがあり、直近のシステム設備投資には時期が適さない
・デジタル化の前提として、①取扱業務の範囲の見直し、②業務の標準化、➂人員体制等含め利用できる手続・サービスの選別が必要
市の取り組み
・令和7年度前期までに取扱業務の範囲の⾒直し、業務の標準化に取り組む
・令和7年度後期以降(⾃治体システム標準化完了後)デジタル化の⼿段を使って展開可能な代替サービスを選別し、実現可能なものから順次地域での体験型実証実験を行う
ロードマップ案:市資料1 p.10参照
お問い合わせ先
市⺠交流部窓口サービス課
電話 0797-77-2050
メール m-takarazuka0026@city.takarazuka.lg.jp
※メール件名に「雲雀丘SSあり方検討について」と表記ください
※回答をご希望の場合は、その旨明記ください