長尾ふれあい広場(令和6年4月度)の貸室利用状況です。
現在は6月までの予約が可能です。
🌸春🌸ですね!
桜の開花があちこちで聞かれるようになりました。
新社会人、新入生の皆様おめでとうございます。
そのほかにも新しい環境、新しいことにチャレンジ等々 うきうき楽しい気持ちになります。
そんな時こそ体調を万全し、新たな気持ちで新年度のスタートを切りたいものですね。
今月は
『舌磨きで誤嚥性肺炎予防』を紹介します。
日々の健康づくりの参考になさって下さい。
①舌が汚れていると歯磨きの効果が半減⁉
・舌を鏡で見ると、表面が白くなっていませんか? 。。。。。。。『舌苔』=舌の汚れ
・舌は細かくデコボコしている。。。細菌や食べかすなど色々なものが溜まり細菌がどんどん増殖していく。
すると、バイオフィルムという筋膜を形成しそれが舌苔になる
歯垢=バイオフィルムの一種、つまり舌苔と歯垢は同じもの
②舌の汚れは口臭や誤嚥性肺炎の原因にも !
・舌苔を放置すると、虫歯や歯周病に加え、『口臭』のリスクも高まる
⇒口臭の原因菌のほとんどが舌苔に存在しているため
・口内の粘膜の細胞は新陳代謝によって絶えず生まれ変わっている
⇒死んだ細胞がはがれて舌に集まる
それをエサにする口臭の原因菌が集まりタンパク質を分解する。
その際にガスが発生し、硫黄のような嫌な臭いを発する。
【毒ガス】のようなもので、臭いだけでなく健康な細胞にも害を与える可能性がある。
舌磨きをしよう
1.舌専用のブラシを使用する
舌表面は繊細で、歯ブラシでこすると傷つけるおそれがある。舌磨き専用のブラシを使うとよい。
歯磨き粉は必要なし。
2.舌の奥から手前に書き出す
舌の前から奥へとブラシを動かすと、喉にあたって吐き気を起こす場合がある。おおと反射を防ぐために、
舌の奥から前に向かって優しくかき出す。
3.かき出す回数は3~4回で十分
舌表面の汚れは,舌専用のブラシで3~4回程度軽くかき出す程度で落とすことができる。回数が多いと舌を傷つける原因になる。かき出した後はうがいで口の中を洗浄することが大切。
自然の洗口剤(唾液)の分泌も大切に!
・食べ物でこすれることで舌に汚れがつきにくくなる
⇒柔らかい食品や料理は舌表面のデコボコに入り込んだ汚れを除去することが難しい
唾液によって舌は洗浄されている。
唾液に含まれるIgA(免疫グロブリンA)という抗体には細菌やウィルスなどの異物から体を守る働きがある。
自然の洗口剤(唾液)の分泌も大切に!
口の中が乾きやすい場合
・こまめに水分補給
・耳の前やえらの下、あごの下など唾液が分泌されやすいポイント(唾液腺)を指の腹でマッサージ
緊張やストレスなども唾液の分泌を低下させる要因のため、できるだけリラックスする時間をもつことも大切