売布会館指定管理者の選定結果が廃案になりました。

令和2年7月に宝塚市公共利用施設売布会館指定管理者の候補者にコミュニティ売布が選定され、後は議会の承認(可決)を待つのみでした。ところが候補者決定後に落選者から異議が申し立てられ、9月議会で2者間の調整不足との理由で継続審査となり、そのまま本年3月の議会では選定制度の運用の見直しと2者間の調整が解決していないことを理由に決議されないまま実質廃案の取り扱い(判断)となりました。私たちが立候補した最大の理由は、まちづくり計画でも最重要課題として掲げてあるコミュニティ売布の拠点づくりです。拠点があることで地域住民のための様々な活動が可能になり、公共利用施設としてさらに利活用の幅も広がるものと信じて応募し今日まで着々と準備をしてきましたが残念ながら振り出しに戻ってしまいました。コミュニティの中には議会運営と市の対応に若干のモヤモヤ感が残り、今後のまちづくり計画推進に影響が出るのではないかと懸念している声もありますが、地域の融和を第一に考えて今回の裁定を受け入れることにいたしました。

どことなく場外戦のまま幕が閉じられた感の中、実質廃案という非常に残念な結果となり、コミュニティ売布の拠点づくりは一歩後退しましたが、これからも決して諦めることなくこれまで支えていただいた皆さんと共に挑戦しつづけていきたいと思います。