補助金・助成金に申請された団体の方から経験談をお寄せいただきました!
体験談をお寄せいただいた方々
- 体験談その1:コミュニティ末広 広報部 檜垣達也さん
- 体験談その2:花屋敷つつじガ丘自治会 会長 長榮浩一さん
- 体験談その3:認定NPO法人ぽっかぽかランナーズ 理事長 林優子さん
体験談その1
- ご所属:コミュニティ末広 広報部
- お名前:檜垣達也さん
1.申請した補助金・助成金の名前を教えてください
令和4年度 宝塚市まちづくり協議会補助金(第4号デジタル化促進事業)
2.どうやって見つけましたか?
市から教えていただきました。
3.申請を決めてから提出までどれくらい時間がかかりましたか?
2ヶ月くらいだったと思います。
4.申請が採択されてどのような変化がありましたか?
デジタル機器が導入されて、ドリーム末広からZOOM会議ができるようになりました。
他にも大型モニターを導入したのですが、まだまだ使いこなしていませんので、今後の課題だと思っています。
5.申請でスムーズに進んだことや困ったことがあれば教えてください
困ったことは特にありませんした。
日頃から広報部内でやりたいことを話する中で、ネックとなっていたのが費用のことでしたので、今回、この補助金を使うことができたことで、やりたくてもできなかったことが、一気にクリアになりました。
6.これから申請する方に一言お願いいたします。
「できる」と「やりたい」は別だと思いますので、まずはやりたいことを考えて申請する。
そして、導入してから「できる」ようになればいいと思います。
体験談その2
- 所属:花屋敷つつじガ丘自治会
- 名前:会長 長榮浩一さん(写真の左から2番目)
1.申請した補助金・助成金の名前を教えてください
2019年から主なもの
- 2019年 宝塚市防犯カメラ設置補助事業
- 2019年 兵庫県防犯カメラ設置補助事業
- 2020年 さわやか福祉財団「地域助け合い基金」コロナ助成金
- 2020年 ひょうご・みんなで支え合い基金(第一次助成)
- 2020年 ひょうご安全の日推進事業(自主防災組織強化支援事業)
- 2020年 住まいとコミュニティづくり活動助成(×)
→※活動の一部を切り出しコミュニティとして2021年 宝塚市きずなづくり推進事業補助金 - 2020年 大和証券福祉財団 ボランティア活動助成(×)
- 2021年 阪神北☆夢づくり応援事業
- 2021年 (財)自治総合センターコミュニティ助成事業 (自主防災組織育成助成事業)
- 2022年 ひょうご・みんなで支え合い基金(第三次助成)
- 2022年 ひょうご安全の日推進事業(自主防災組織強化支援事業)
※その他 宝塚市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費等助成金、宝塚市自主防災組織等の防災資器材助成、宝塚市社会福祉協議会等
※これ以外に財団や基金の事務局に相談し調査した結果、申請にたどり着かないケースも多々あります。
2.どうやって見つけましたか?
最初は宝塚市市民協働課から補助金・助成金一覧を入手しました。この時に、これ以外にも財団や基金が募集する多くの補助金・助成金があるとの情報を得ていました。
コロナ禍で活動が滞る中その対策に自己資金では余力が無く、インターネットで助成金を調査しました。さらにSNS(Facebook)の補助金・助成金関連した団体や地域活動のグループを積極的に登録しプッシュで情報を得ました。
3.申請を決めてから提出までどれくらい時間がかかりましたか?
- 助成金の応募を知ってからになる場合は書類準備もあるので概ね1週間~1か月です。
- 補助金活用を前提に事業計画を策定している場合は前年度の募集要項を参考に準備しますが実際の申請書類の作成は1カ月前頃から準備しています。
4.申請が採択されてどのような変化がありましたか?
- 自治会の会費収入を基にした事業計画「To-Be」を策定するのではなく「As-Is あるべき姿」を目指すためのプロジェクトの立案、事業計画の策定をして地域の活動を進めることが出来るようになります。
- 活動の足跡を記録し情報共有することが定着し自治会員にも活動の理解を深めることが出来るようになりました。
- 毎年の事業計画を会員に分かりやすく伝えるためにビジュアル資料を作成するようになりました。
- 当然採択されない場合もありますが、事業計画を実現するための工夫やコミュニティ、会員、事業者からの支援や協力を得ることで地域活動が活性化します。
5.申請でスムーズに進んだことや困ったことがあれば教えてください
お金を得ることが目的ではなく、自分たちの実現したいことがその補助金・助成金の募集するテーマに該当するかが重要です。この為、事前説明会のある場合は必ず参加し、無い場合は財団窓口に応募条件にマッチした活動なのかを事前に確認をします。
地域活動の支援団体に相談することで助言を得られスームズに進めることが出来ます。
困ったことは、
- 申請書類がA4で1枚だけというところは応募内容がうまく表現できませんでした。
- 応募対象団体として自治会活動は対象外という基金もありました。
- 申請した内容が身の丈のあった活動なのか事前に相談会に出ても判断できない場合がありました。
事務局は好意的に相談に乗っていただけましたが冷静に考えると申請内容はコミュニティとして申請する内容でした。
※ 助成金を申請するプロジェクトは採否が不確定になるために当年度の事業計画には記載しますが収支計画には含めていません。
6.これから申請する方に一言お願いいたします。
当たり前だと言われそうですが、
- 事業計画をしっかり作っておくこと。
- 事務局は受付だけですか事前に応募対象に該当するのか相談をする。
- 審査会で審査されプレゼンが必要なところもあります。審査員の皆さんに伝えられるよう応募テーマに沿って申請書を作成すること。
体験談その3
- ご所属:認定NPO法人ぽっかぽかランナーズ
- お名前:理事長 林優子
1.申請した補助金・助成金の名前を教えてください
- 公益財団法人兵庫県障害者スポーツ協会(フェスティバル助成)
- 年末年始地域ささえ愛活動助成
- 赤い羽根
- 公益財団法人神戸やまぶき財団(社会福祉助成)
- 認定NPO法人市民活動センター神戸(共感寄付)
- 公益財団法人損保ジャパン日本興亜福祉財団(認定NPO法人取得資金助成)
- 一般財団法人尼信地域振興財団
- 公益財団法人ヤマト福祉財団(障がい者福祉助成金)
- ひょうごボランタリー基金助成(地域づくり活動NPO事業助成金)
- Bank of America
- 日本コープ共済生活協同組合連合会(CO・OP共済地域ささえあい助成)
- 公益財団法人大阪コミュニティ財団(石本記念デサントスポーツ振興基金)
- 公益財団法人あすなろ福祉財団(障がい者の文化・芸術・スポーツの振興のための諸活動に対する助成)
- 社会福祉法人丸紅基金(社会福祉助成)
- キリン福祉財団(キリン・地域のちから応援事業助成)
2.どうやって見つけましたか?
- CANPAN
- 中間支援団体等からのML
- インターネットで検索
- 社会福祉活動をされている団体のホームページ
3.申請を決めてから提出までどれくらい時間がかかりましたか?
1日~ひと月
4.申請が採択されてどのような変化がありましたか?
やりたかったことが実現できるので、活動実績を増やすことが出来ます。
活動実績が増えることで、メンバーの意識も向上されたと思います。
5.申請でスムーズに進んだことや困ったことがあれば教えてください
助成金が採択されたら購入、開催するというスタンスで申請しています。
採択されなかった場合を考慮して、これがダメならこれ、それでもダメならこれと余裕を持って申請しています。
採択されたら、申請内容に忠実に報告できるように心がけてはいますが、やむを得ず変更の場合は、事前に相談します。特にコロナでイベントを中止にした時は本来なら返金しないといけないところ、代替事業を行ったことで、内容の変更が認められました。
初めての事業と比べると継続事業は採択されにくいので、内容をステップアップしたり、対象を変えたりしています。
6.これから申請する方に一言お願いいたします。
応募要項をしっかり読んで、どのような団体にどのような活動に助成したいと考えているかを把握して、申請書を作成したらいいのではないかと思います。
イベントなら参加者の内容を具体的に数字で示す、実現に向けてのスケジュールがしっかり出来ていることをアピールしたらいいのかと思っています。
なかなか難しくて実現できていませんが、企業との連携(協賛・ボランティア・寄付)にも視野を広げていきたいと思っています。