補助金・助成金の申請にあたって確認しておきたいポイントがあります。
いくつかの項目にまとめましたので、それぞれ確認してくださいね。
申請前に押さえておきたいポイント
補助金・助成金活用の前に知っておきたい3つのコト
まずは皆さんが補助金・助成金の活用を検討される時の判断材料になる「助成の対象」「助成期間」「対象地域」についてお話します。
「助成の対象」
「団体そのもの」を支援するのか、団体が実施する「事業」を支援するのかを確認してみましょう。
それによって、企画提案や予算書の書き方が異なります。
「助成期間」
ほとんどの補助金・助成金の期間は単年ですが、複数年度継続するものもあります。
その場合は複数年度の事業計画や予算を求められます。中間報告書などが必要になることがありますので、確認を忘れずに。
「対象地域」
全国の団体を対象にするものから、兵庫県内、阪神北県民局管内、宝塚市内と募集対象地域は様々です。申請内容に合った対象地域で申請することが大切です。
補助金・助成金の性格を知りましょう!
補助金や助成金は、行政や民間の助成団体または企業などが、特定のテーマや社会的な活動をしている市民活動団体を支援するために提供する資金です。つまり、あなたの団体の成長を助けるためのお金です。活動の「助走期間」を助ける役割を持っています。
もう一つの特徴は、補助金・助成金を出す側(助成元)は「自分たちで課題解決が出来れば、やるのだけれど…出来ないから、出来そうなグループにお金を出して解決して欲しい。」と考えて皆さんを支援する役割を持っていることです。
同時に、助成元は、資金提供者(行政なら市民、企業ならユーザー)からいただいたお金を活用し、成果を出せるグループに託す役目もあります。つまり、補助金や助成金には資金提供者に見せる「成果」を助成元と受け取る側が一緒に作っていく協働事業の性格もあります。
審査員がチェックするのはココ!
審査員が評価する申請書は「どのように活用するか」「終了しても継続できるプランか」「予算はシッカリ書かれているか」「読みやすいか」の4つのポイントをシッカリと守っています。
「どのように活用するか」
提案にストーリー性や起承転結があると、どのようにお金を活用するか審査員に伝わりやすくなります。
「終了後も継続できるプランか」
「助成金は助走金」せっかくスタートした事業をどのように継続するかを具体的に申請書に書くようにしましょう。
「予算はシッカリ書かれているか」
妥当な金額で申請し、計算ミスには気を付けましょう。
「読みやすいか」
審査員は沢山の申請書を短期間で読みます。
要点を箇条書きで簡潔に書きましょう。手書きよりはパソコンで書いてあるほうが読みやすくなります。