「ゆずり葉散策路に咲くミズヒキ・ヤクシソウ・ハギ」の貴重な山野草

秋の素晴らしい朝、恒例の散策とハイキングを行いました。山道の脇に咲く小さな花を見ました。

ミズヒキの知名は、紅白に見える花序が水引に似ていることに由来する。多年草で、高さ30〜80cm。茎の節部は膨らむ。開花期は8〜11月頃。花は総状花序で、茎頂や葉腋から長さ20〜40cmになる花穂を出し、それに小花がまばらに咲く。小花の色は上半分は赤色、下半分は白色である。

ヤクシソウ(薬師草)キク科2年草。茎や葉を折ると苦味のある白い乳液を出す。花期は9~11月で枝の上部に直径1.5 cmほどの黄色い花を固まって咲かせる。花は上向きに開くが、花が終わると下向きになる。和名の由来は葉の形が薬師如来の光背に似ているとする説やかつて薬草(民間薬)として皮膚の腫れものに外用に使われたことによるとする説がある。

ハギ(萩)は、マメ科で 落葉低木。秋の七草のひとつで、花期は7月~10月。「萩」は本来はヨモギ類の意味である。背の低い落葉低木である。茎は木質化して固くなるが、年々太くなって伸びるようなことはなく、根本から新しい芽が毎年出る。直立せず、先端はややしだれる。葉は3出複葉、秋に枝の先端から多数の花枝を出し、赤紫の花の房をつける。