現在、北摂里山博物館「ゆずり葉の森」は、カシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介するナラ菌により、「ナラ枯れ」 が発生し被害が拡大しています。まるで紅葉しているかのようにひろく目立つようになっている。被害木内のカシノナガキクイムシを駆除するため、粘着剤等の塗布、殺菌剤の注入、羽化脱出前に薬剤によるくん蒸または焼却などを実施する方法があるが、地域にあった総合的な被害対策を検討し効果的な 「ナラ枯れ被害対策」 が実施されている。
ゆずり葉の裏山の散策で眼につくのは、防除法としてコナラの大木が伐採され森が明るくなっているが広場となっている。被害木コナラの根元には番号が貼り付けられ、黄色の紐で明示され伐採待ちとなっている。