9月24日秋分の日の振り替え休日に「防災研修バスツアー」に行ってきました。
参加者は大人29人、子ども(3歳~10歳)9人の合計38人でした。大人は20歳代から80歳代までの幅広い年代の方が参加してくれました。
最初に三木市にある兵庫県広域防災センターで消防士の方のお話を聞いた後、
2班に分かれて「地震体験」と「煙避難体験」をしました。
「地震体験」4人ずつ交代で体験しました。最初は震度6です。固定されたバーをしっかり握っていると何とか持ちこたえられました。
次に震度7を体験しましたが、これはバーを離さないように握っているのが精一杯でした。座っている椅子も自分の体もバウンドして体の自由が全く効かなくなります。
その後、阪神淡路大震災を再現した揺れも体験しました。ドスンと下に下がったと思ったら、今度は横に大きく揺れたり、揺れが静まったと思ったら、また揺れだしたりと、心臓がハクハクしました。
「煙避難体験」は煙の代わりに高温の水蒸気で視界が悪くなった建物の中を手探りで脱出するものです。こちらは写真は撮れませんでした。熱くて暗くて周りが見えない中での移動は方向が分からなくなって怖かったです。緑の出口のランプが見えたときはホッとしました。
次に「人と防災未来センター」に向かいました。
センター内のレストランで昼食をとり、12時50分から約45分間、阪神淡路大震災の経験談を語り部に聞きました。今回の語り部は当時、芦屋市の職員でした。地震発生時の様子や市がどのように対応したかなどリアルに話してくださいました。
震災発生直後、市や消防署の職員も懸命に救助に当たったけれど、救助された方たちの2割を助けたにすぎない。8割は共助によるものだと話されたのが印象的でした。
語り部のお話の後「阪神淡路大震災の再現映像」などを見ました。
「広域防災センター」で地震の揺れを体験した後だったので、揺れのイメージと映像が重なって よりリアルな印象を受けました。
「南海トラフ沖地震」が起きると、被害を受ける地域が広く(日本の約半分が被災するといわれています)ますます、自助・共助が必要です。
ライフラインが止まって一番困るのが「トイレ問題」、2番が「水」
あって良かったのが「懐中電灯」と「電池で動くラジオ」だそうです。
11月18日(日)9時半から山手台小学校で「第2回総合防災訓練」をします。
詳しくは10月に自治会で回覧(自治会会員に全戸配布)の予定です。
また、このブログにも載せますので、是非ご参加ください。
山本山手コミュニティ 安全部より