栄町3丁目ゆめ公園について

一昨年、地域に住む子供から、「ボール遊びができる公園が欲しい」との要望がきっかけとなり、実現へ向け、市議会へ計られ実現されました。

栄町3丁目は、都市計画の商業地区に指定され、十数年前より急速にマンション建設が進行しました。

マンションには、若い世代の方々も数多く入居され、市内において、若年層が多い地域となりました。そのような中でも、マンション建設は進行中です。

開発指導において、マンション建設に伴う小規模の公園が設置されています。子供たちが、安心し、のびのび遊べる大きな公園はありませんでした。地域住民は、子供たちがのびのび遊べる公園設置について夢を持っていましたが、実現には程遠い状態でした。

この公園は、全国でも類を見ない借地で、ボール遊びができる公園とし整備され、8月26日にオープンしました。公園が出来るまで、市議会・産業建設常任委員会での審議、行政当局と、公園のプラン(平面プラン・囲障(防球ネット))、遊具選定、植栽、管理運営、公園の名前の募集、公園使用、遊びに関してのルールつくり等、多くのことを、自治会、子ども会の方々で検討しました。

自治会では、公園オープンに合わせ、防犯カメラ4台を設置し、子供の安全、親御さんの安心を目的とし、公園全体を監視しています。この公園には、防災公園の機能ももち、防災かまど、トイレ、井戸が設置されています。一時避難できる場所として、これらを使う訓練も必要になります。この訓練は、10月下旬から11月中には実施予定です。

 

 

公園には、工事予算に余裕がなく、木、花等の緑がありません。自治会、シニアクラブの方々を中心とし、緑化に向け動いています。樹木は、かき、どんぐり、ヤマモモ、ビワ等の樹木を中心に 実のなる樹木の公園とし計画中です。また、来年2月から3月にかけ、ボール遊びの広場と、遊具の広場の一部を、芝生化することも計画しています。この緑化、芝生化は、地域内の子供から年配者まで一緒に行う計画です。

オープン後、日曜日、土曜日は、お父さんと一緒にボール遊びをする子供たちが大勢います。この姿を見ると、今後、公園がどうあるべきかの答えがあると思います。

 

今後、これからの公園作りで、家族が健全に育つ場所になれば幸いです。(栄町西自治会会長 大宅)

 

 

 

オープニングセレモニーの様子です。

マスコミ取材を受ける大宅自治会長。