太陽設備宝塚発電所開発計画へのコミュニティひばりの対応

【太陽設備宝塚発電所開発計画とは】

太陽設備宝塚発電所建設計画は宝塚市切畑字長尾山1-1ほか北雲雀丘きずきの森に隣接する地区を開発してメガソーラー発電所を作る計画です。事業区域面積は9.2433ha(甲子園球場の約2.4倍)、パネル設置枚数は10332枚と説明されています。

【これまでの経緯】

2019年8月3日にコミュニティひばり役員を対象に説明会があり、8月24日に特定開発構想に対する要望書を提出しました。

2019年10月26日にコミュニティひばり主催による太陽設備宝塚発電所開発計画(特定開発事業構想 令和元年度第0011号)の住民説明会を市立花屋敷グラウンド管理棟にて行いました。この住民説明会の参加者は24名で隣接する川西市から1名の参加がありました。
事業者からの説明の後、参加者からは「大規模に山を削ることにより土砂災害が心配」、「北雲雀きずきの森など近隣地域の自然にどんな影響が出るのか?」等の活発な意見や質問が出ました。

11月18日に特定開発事業計画報告書が事業者から宝塚市に提出されました。
この報告書の中で事業者は上記の要望書と住民説明会での質問に対し、22件の回答を示しています。

その後12月2日までに、宝塚市「特定開発事業計画に対する協働のまちづくり推進条例」に基づき約80人の住民が開発指導課に意見書を提出しました。意見書には事業による災害、住環境や景観の悪化、災害時の補償、事業撤退後の修景などへの懸念、メガソーラー建設反対の意見のほか様々な質問も寄せられましたが、これに対する事業者の回答は一律、「本件における開発にかかわる関連法令基準に基づき、法令順守を致して事業を遂行させていただきますので、ご理解並びにご了承賜りますようよろしくお願いします。」というものでした。

2020年2月12日に宝塚市は事業者と特定開発事業の手続により開発協定を締結したので、事業者から提出された開発構想届、特定開発事業計画報告書、住民の皆様から提出された意見書とそれに対する事業者からの見解書、宝塚市と事業者が締結した開発協定書は、4月1日に宝塚市HPから削除されました。

【コミュニティひばりの対応】

このままでは住民と事業者間で十分な合意形成がされないまま工事開始となりかねないため、コミュニティひばりは事業者からの充分な説明が必要で歩み寄りの機会を得たいと、県・市を通じ事業者に対して更なる協議を要望しています。

太陽光発電等の事業について、宝塚市は『宝塚市再生可能エネルギーの利用の推進に関する基本条例』第11条の関係様式、兵庫県は『太陽光発電施設等と地域環境との調和に関する条例』で景観等の地域条件への配慮、周辺住民との合意形成などについて定めていますが、現行の法制度では強制力のある措置ができません。
コミュニティひばりは建設中止を求めるのは困難と判断し、以下の方針で対応することとなりました。

  • 兵庫県知事に要望書を提出し、事業者への行政指導を強く要望します。
  • 宝塚市長に要望書を提出し、北雲雀きずきの森の所有者として、宝塚市から事業者への行政指導並びに北雲雀きずきの森の生態系の保全を強く要望します。
  • 事業者に対し更なる説明・協議を求め、地域住民が懸念する事項の解消に努めます。
  • 今後も引き続き川西市南野坂自治会や川西市湯山台自治会等、川西市側と連携します。

    1月31日発行のしんぶん臨時号もご覧ください。
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